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MNT : がん : 卵巣 : 進行性卵巣がんの高リスク女性のスクリーニングが、診断リスクを下げる可能性がある

17 Mar 2017

University College Londonが率いる、UK Familial Ovarian Cancer Screening Study (UK FOCSS) の結果は、卵巣がんの高リスク女性を4か月ごとにスクリーニングすれば、進行性卵巣がんと診断される可能性を低減する可能性があることを示した。

スクリーニングによって卵巣がんを見つけることが生存するチャンスを増やすかどうかは未だ不明である。

For women at high risk, the current medical advice is to have their ovaries and fallopian tubes removed after having completed their families, but many women delay or decide against having the surgery.
高リスクの女性にとって、家族を持った後に、卵巣と卵管を切除することが、現在の医学的アドバイスである。しかし、多くの女性が手術を受けることを遅らせるか、手術しないことを決断する。

Journal of Clinical Oncology 誌に発表されたUK FOCSSの結果は、Risk of Ovarian Cancer Algorithm (ROCA) を使った4か月ごとのスクリーニングは、これらの女性たちが手術を受けるまでの選択肢になる可能性があることを示した。

アルゴリズムは、卵巣がんでは高くなる可能性がある血漿タンパクCA 125
の水準上昇を探すために用いられる。

10のうち1つまたは家族歴か欠陥遺伝子のために卵巣がんを発症するリスクがより高い4,000名以上の女性が手術を辞退後本試験に参加した。
これらのがんのかなりの割合が50歳前に起きるが、多くの女性が子供を持つ、または自然閉経になるまで手術を遅らせることを強く望んでいる。

スクリーニングは3年にわたり、最後のテスト後1年で、誰もなんの症状もなかったが、19名が卵巣がんと診断された。スクリーニングは10個のがんから9個をピックアップできる見通しだった。

追跡期間5年間で、さらに18名が卵巣がんと診断された。スクリーニング中に診断された19名のうちの7名(37名)と比較して、これら18名のうち17名(94%)が進行性卵巣がん(IIIB-IV)になった。

ROCAテストは、UCL よりスピンアウトした別会社、Abcodia 社に使用権が認められている。本試験の主要な研究者らは、コンサルタント業務においてAbcodia社の株を持っている。

UK FOCSS(UNSW Sydney, Australia and UCL EGA Institute for Women’s Health)の研究責任者であるIan Jacobs氏は、以下のように述べた。
「20年間のUK FOCSS 研究のこの段階で、卵巣がん高リスク女性のスクリーニングの役割を示せることに喜んでいる」

本試験(UCL EGA Institute for Women’s Health) のClinical LeadであるAdam Rosenthal氏は、以下のように述べた。
「スクリーニングは、症状が出る前に卵巣がんを看破するのに効果的であることを示唆している。腫瘍すべてを取り除いてもらった女性の割合は非常に高い。そのことは、より良い転帰の予測の観点から重要である」

Usha Menon 氏(UCL EGA Institute for Women’s Health)は、以下のように付け加えた。
「これらの結果は、手術を選ばない高リスクの女性にとって、4か月ごとのスクリーニングが症状に気づくことと特別な年1回のスクリーニングという現在のNHS practiceより、おそらくよりよい選択肢であることを示唆している」

本試験に共同出資した婦人科がんの慈善団体Eve Appealの最高責任者Athena Lamnisos氏は以下のように述べた。
「卵巣がんを発症するリスクが高いと知ることは、女性や家族にとって大変なストレスである。この研究は、リスクを軽減する手術を遅らせると決める場合、スクリーニングに対して根拠に基づくアプローチがあるという希望と信頼を女性たちに与える」

UK FOCSSは、NIHR Clinical Research Networkが支援し、42のNHS Trustを含む全国的な他施設試験である。UCLが率いており、Cancer Research UK、Health Departments of the UK、Eve Appealが出資した。

Article: Evidence of stage-shift in women diagnosed with ovarian cancer during Phase 2 of the UK Familial Ovarian Cancer Screening Study (UK FOCSS), Journal of Clinical Oncology, published 27 February 2017.

http://www.medicalnewstoday.com/releases/316116.php
(2017年2月28日公開)

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