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ecancer : 血液 : EHA 2016 : SGN-CD33Aと次亜メチル化療法との併用は、高齢者AMLに対して高い寛解率をもたらす

11 Jul 2016

AML(Acute myeloid leukaemia;急性骨髄性白血病)は進行性がきわめて速い血液がんであり、大多数は白血病細胞の表面にあるCD33抗原に発現する。

高齢者AMLの治療は困難である。強化化学療法は症状を悪化させ、HMA(hypomethylating agent;DNAメチル化阻害薬)であるアザシチジンやdecitabineによる奏効率はかなり低い。

継続中の第Ⅰ相試験、すなわち最先端の強化療法を拒否した高齢者AML に対するvadastuximab talirine (SGN-CD33A;33A)と標準療法(アザシチジンやdecitabine)との併用療法の評価のデータが発表された。

33Aは、CD33を標的とする抗体薬物複合体(ADC;antibody-drug conjugate)であり、 殺細胞薬の高い有効性につながる新たな抗体システムを構成する。

CD33により、ほぼ全AML患者において白血病芽球が発現し、年齢、リスク因子や疾患特性に左右されることはない。

これより、平均年齢75歳のAML患者53名に対し、この併用療法を実施した。

33Aとアザシチジンまたはdecitabineとの併用療法による有効性評価対象49名より、複合完全寛解率(complete remission and complete remission with incomplete hematologic recovery; CR/Cri)は73%であり、これまでの同被験者数によるHMA単独療法の研究に比べて有益であった。

30日死亡率は2%、そして60日死亡率は8%であった。

20%以上に発生した最も一般的なグレード3または治療中に発生した高頻度の有害事象は、発熱性好中球減少症、血小板減少症、貧血症ならびに好中球減少症であった。

33AとHMAの併用は、 高齢者AMLにおいて耐容性良好であり、奏効率を上げる。

http://ecancer.org/news/9567
(2016年6月11日公開)

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