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ecancer : 全般 :オリーブオイルから抗がん特性メカニズムの発見

17 Mar 2015

心臓の健康効果で長い間知られていたエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)は、がん細胞を急速に破壊することが確認された。

科学者らは、EVOO内のオレオカンタール化合物が、がん細胞の細胞死を引き起こすことを示した。この現象が証明されるのは初めてである。

この研究より、がん細胞におけるoleocanthaの毒性効果を理解する手掛かりは、細胞内の老廃物が溜まるリソソームとの反応にあることが発見されたことが、Molecular and Cellular Oncology誌で発表された。

Oleocantha は、非がん性細胞を損傷することなく、30分から1時間以内で細胞死を引き起こし、がん細胞のリソソームを破壊する。このことから、がん細胞のリソソーム膜は、非がん性細胞のものよりも弱いことが示唆される。

Oleocanthaのがん細胞標的化により、がん治療療法のオプションが証明されたと考えられる。

本研究の共著者であるPaul Breslin氏は、「リソソーム膜透過性について、がん細胞を効果的に死滅させ、健康的な細胞組織を生かすメカニズムが可能であると仮説されていたが、今まで証明はされなかった」と、述べた。

がん性ならびに非がん性細胞に対するoleocanthaの影響に関する研究は、EVOOが豊富な地中海ダイエットの健康効果に関して、より大きな影響をもたらす可能性がある。

Breslin氏は「地中海ダイエットは、多種のがんリスク低下と関連していることが知られている。このダイエット全体は多くの効果をもたらす一方、本研究では、直にオリーブオイル、フェノール、オレオカンタールだけを特に重要な役割として挙げている」と、述べた。

「より多くの人々が健康的な生活オプションとして地中海ダイエットに切り換えるにつれて、このダイエットの主要活性成分としてのオレオカンタールの重要度が増す」
http://ecancer.org/news/7063   
(2015年3月13日公開)

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