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ecancer : 前立腺 : 喫煙が前立腺癌の治療を受けている患者のリスクを増加させる可能性

12 Feb 2015

前立腺がん患者の中でも、喫煙者は、治療による副作用の経験と将来的ながん再発のリスク、または前立腺がんで死亡するリスクが増加している。

BJU International誌に掲載された調査結果によると、喫煙は前立腺がん患者の健康アウトカムに悪影響を及ぼし、その治療に伴う合併症を引き起こす原因になることを示唆する。

さまざまな研究より、喫煙と前立腺がんとの関連が示された。

前立腺がんの進行と治療における喫煙の影響をより理解するために、ニューヨークシティ、Memorial Sloan Kettering Cancer Centerに所属し放射線腫瘍学の教授であるMichael Zelefsky氏、そして彼の同僚は、1988年から2005年の間に前立腺がん治療のため外部ビーム放射線療法を受けた患者、2,358名について調査した。

そのうち、2,156名は喫煙経験者であった。

患者は、非喫煙者、現在の喫煙者、元喫煙者、ならびに喫煙情報不明者に分類された。

中央値おおよそ8カ月の追跡調査の結果、現在の喫煙者は非喫煙者の患者に比べると、がん再発リスクが40%増加し、転移リスクとがん関連の死亡率も2倍以上増加した。

また、現在の禁煙者ならびに元喫煙者は、尿毒性などの放射線治療に関連する副作用を経験する可能性が非常に高かった。

尿毒性の例としては、尿閉、尿失禁、膀胱出血である。

「放射線治療で細胞の感受性を低下させる治療を受けた喫煙者の腫瘍は酸素濃度が少ないことから、喫煙者にとって非有益な腫瘍制御の結果を説明することが可能となった」と、Zelefsky氏は指摘した。

「今回の発見は、治療効果の妨げとなる、そして副作用のリスクを増加させる喫煙の潜在的な有害性に関して、医師が患者へ行うカウンセリングの重要性を指摘している」

参考:Emily Steinberger, Marisa Kollmeier, Sean McBride et al., Cigarette smoking during external beam radiation therapy for prostate cancer is associated with an increased risk of prostate cancer-specific mortality and treatment-related toxicity, BJU International; Published Online: January 27, 2015.

http://ecancer.org/news/6891
(2015年1月27日公開)

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