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ecancer : 血液 : ASH 2014:小児白血病の治療レジメンは青年や若年成人の治療改善につながる

05 Jan 2015

急性リンパ性白血病(ALL)の小児および若年成人が、通常、成人よりも優れた治療結果が得られるのは、病気の違いだけでなく、より精密な小児治療プロトコールによる。

研究により、精密な小児のレジメンがより効果的であることが示されるが、16歳~39歳の青年や若年成人患者には成人のレジメンが適用される。

青年や若年成人のALL患者が小児レジメンにおいて良い結果であるかを確認するため、大規模なプロスペクティブU.S. Intergroup臨床試験における296名の青年や若年成人のALL患者には 化学療法の4集中コースを含めた標準の小児ALL治療プロトコールが適用された。

フォローアップ2年後、患者の全生存率は78%に達し、イベントフリー生存率は66%であった。予後不良につながるファクターは、初期白血球数が高いことと、治療が完了した最初の月に微小残存病変が存在することである。

侵攻性疾患を示す、フィラデルフィア染色体様遺伝子発現特性を対象とした試験に登録した患者の30%近くが、著しく結果が悪かった。(2年間のイベントフリー生存率が52%に対し、遺伝子変異がなかった患者のイベントフリー生存率は81%であった)5名の患者が治療中に治療関連の理由により死亡した。

当研究筆頭著者であるUniversity of Chicago Medical Centre のWendy Stock氏は「われわれの結果は、治療関連死亡率の低下と、有望な無病生存率ならびに全生存率をもたらす、精密な小児のレジメンによる青年および若年成人の治療を改善する明確な機会を示す」と述べた。

「これらの結果から、イベントフリー生存率がわずか39%であったヒストリカルコントロール研究から大幅に改善していることに注目することが重要である。これらの新しい知見により、奏効期間や長期生存を向上させるために患者における微小残存病変を低減する新たな治療の併用を評価する、さらなる研究に取り組むことができる」

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http://ecancer.org/news/6725
(2014年12月7日公開)

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