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e-cancer:腎がん ESMO2022:カボザンチニブとニボルマブおよびイピリムマブの併用療法は、中リスクまたは低リスクのaRCC患者に対して有意なPFSを示す

22 Sep 2022

「COSMIC-313は、ニボルマブと最新の対照薬であるイピリムマブのダブル投与による初めての転移性腎細胞がん(RCC)の第3相試験である。
COSMIC-313は、マルチチロシンキナーゼ阻害剤であるカボザンチニブをデュアルチェックポイント阻害剤に加えることで、未治療の初回治療の不良および中リスクのRCC患者において、とくに転帰を改善できるかという重要な疑問に答えるためにデザインされた」と、筆頭著者で、米国ボストンのDana-Farber Cancer InstituteのToni Choueiri氏は述べた。

「本試験は、主要評価項目を達成し、3剤併用療法を受けた患者において有意な無増悪生存期間の延長を示した。本試験は、最初の中間解析で副次的評価項目である全生存期間を満たさなかったため、次の解析に移行する予定である。全体として、有害事象はトリプレット併用療法でより多かったが、新たな安全性シグナルは確認されなかった」

「COSMIC-313は、mRCCにおける3剤併用療法による治療強化の成功を報告した最初の試験である。研究チームと参加者は、試験実施に祝福されるべきである」と、この試験に参加していないドイツのUniversity Hospital Essen、West-German Cancer Center EssenのViktor Grunwald氏は述べている。

「イピリムマブ+ニボルマブ(IPI-NIVO)にカボザンチニブ(CABO)を追加することで、IPI-NIVOダブレットの弱点である早期進行が改善された。しかし、治療強化は、追加のリスクなしに行われることはほとんどない。患者は、優れた疾患コントロールの恩恵を受ける一方で、さらなる毒性、治療の中断や中止を経験した」

「この3剤併用療法の今後について、Grunwald氏は次のように結論づけた。「COSMIC-313では、IPI-NIVO-CABO3剤併用療法がIPI-NIVO2剤併用療法と比較して優れた無増悪生存率を示したにもかかわらず、全生存率のデータは報告されていない。トリプレットは、推奨される延命効果のある免疫二重療法と臨床的に競合する可能性があるが、新たな標準治療となるには、成熟した全生存期間のデータが必要である。

https://ecancer.org/en/news/22212-esmo-2022-cabozantinib-plus-nivolumab-and-ipilimumab-shows-significant-pfs-benefit-for-arcc-patients-of-intermediate-or-poor-risk

(2022年9月12日公開)

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