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e-cancer:膵臓がん 胆石症は膵臓がんの強い予測因子であることが判明

01 Jun 2022

Digestive Disease Week (DDW) 2022で発表される研究で、膵管腺がん(PDAC)患者は、非がん患者に比べて診断前1年以内に胆石症を患う可能性が6倍高く、胆石症がこの攻撃的で死に至るがんの警告サインとなり得ることが示唆された。

PDACは膵臓がんの中で最も多く、90%以上を占め、末期に診断される傾向があるため、命にかかわることが多い。

「膵臓がんは診断が難しく、生存の可能性は低い。われわれの発見は、胆石症がこのタイプのがんのよりよい診断方法である可能性を示唆している – つまり、より多くの命を救うことができる」と、本研究の研究主任であり、Boston Medical Centerの研究員であるMarianna Papageorge氏は述べている。
2008年~2015年までのSEER-Medicareデータベースの記録を用いて、18,700名のPDAC患者を特定し、同じデータベースの年平均99,287名の患者と比較した。

診断前の1年間に、PDAC患者の4.7%が胆石症と診断され、胆嚢摘出は1.6%だった。

がん以外の患者では、胆石は0.8%、胆嚢摘出は0.3%にすぎなかった。

「胆石症が膵臓がんを引き起こすわけではないが、PDACとの関連を理解することで、早期診断・治療の機会を提供し、死亡率が高い膵臓がんに立ち向かうことができる」と、Papageorge博士は述べている。

胆石があっても膵臓がんを発症しない人は多いので、今後の研究では、検査所見や画像診断をさらに詳しく調べ、胆嚢疾患と関連した特定の要因があるかどうかで、膵臓がんを発症する患者をさらに区別することができるだろうと、Papageorge氏は述べている。

「この病気はとても恐ろしい病気で、生存率がとても低い」と、Papageorge氏は述べている。
「まさに進行したステージの人々が存在する。したがって、より早く診断し、確実に治療するためにできることは何でもすることが重要である。これは、スクリーニング、管理、早期診断の次のステップをよりよく理解するための鍵になる可能性がある。”

https://ecancer.org/en/news/21875-gallstone-disease-shown-to-be-strong-predictor-of-pancreatic-cancer

(2022年5月25日公開)

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