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e-cancer:乳がん ASCO 2021:乳がん患者は治療中に統合医療を進んで取り入れている

15 Jun 2021

乳がん患者の4分の3近く(73%)が、がん診断後に少なくとも1種類の補完医療を利用していると報告しているが、腫瘍専門医は、がん治療中にこれらのアプローチを利用しているのは患者の半分(43%)未満であると考えている。

腫瘍専門医と乳がん患者の全国調査から得られた、これらのおよびその他の調査結果は、2021 American Society of Clinical Oncology(ASCO)年次総会と連動して発表された。

この調査によると、医師たちは統合医療について話し合うのは患者の約半数に過ぎず、患者はクリニック外で情報を求めるようになったと報告している。

「がんは、患者の生活のあらゆる要素に影響を与える複雑な病気である。従来の薬は病気の治癒には効果的だが、患者を救うには不十分な場合がある」と、報告の共著者で、Samueli FoundationのIntegrative Health Programs のディレクターであるWayne Jonas氏は述べた。「患者は希望を求め、診断後の生活の質と健康状態を改善するためにこれらの治療法に目を向けているが、腫瘍専門医のさらなるアドバイスを求めている」

2020年後半には、乳がんを治療する115名の臨床腫瘍専門医を対象とした全国調査と、調査から2年以内に診断された164名の乳がん患者を対象とした同様の調査が実施された。

この調査は、医学的治療に加えて補完療法とライフスタイル療法の活用に対する意識、使用状況、姿勢を理解するために、ライフサイエンス業界に高度な分析、テクノロジーソリューション、臨床研究サービスを提供する世界的なプロバイダーであるIQVIA によって実施された。

この研究では、腫瘍専門医の3分の2 (66%) と患者(65%)が、補完療法とライフスタイル療法を使用することで患者の生活の質が向上すると考えていることがわかった。 多くの患者 (60%) も、これらの治療が健康上の結果につながると信じている。

興味深いことに、患者の太極拳/気功または鍼治療の活用は、検査した12のモダリティの間で、生活の質へのプラスの影響と最も強い相関関係があった。

この調査では、補完療法とライフスタイル療法に対する患者と医師の意識、および患者のための情報源についても評価した。

ほとんどの腫瘍専門医は、少なくとも1つの治療法に精通していると報告している。

これらの医師は、栄養相談、支援グループ、精神腫瘍学のサポート、運動相談を最も重要な統合サービスと見なしていた。 しかし、彼らはスピリチュアルなサービスと瞑想またはマインドフルネスに比較的低い評価を付けた。2つのアプローチは患者が重要だと考えている。

患者はまた、自分のケアチームが他のモダリティに比べ、これら2つのモダリティについて助言が少なかったことを思い起こす。

腫瘍専門医と患者は、腫瘍専門医、腫瘍看護師、または患者ナビゲーターが補完療法やライフスタイル療法の優れた情報源であることに同意するが、患者は腫瘍専門医から直接聞くほうをわずかに好んでいる。

「多くの腫瘍専門医は一般的に、補完療法やライフスタイル療法を従来の医療と統合することを支持しているが、患者に提供される教育と指導は大きく異なる」と、IQVIAのPrimary Intelligenceの上級主席であるTerri Crudup氏は述べた。 「腫瘍専門医と彼らが診療する施設は、患者を教育し、さまざまな安全で効果的な補完療法やライフスタイル療法を紹介して、患者にとって最適なものを見つける方法を探す必要がある」

https://ecancer.org/en/news/20417-asco-2021-breast-cancer-patients-embrace-integrative-health-during-treatment

(2021年6月4日公開)

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