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10 Nov 2020
COVID-19は、低中所得国(LMIC)の腫瘍治療にどのように影響するか?
LMICの環境下でのがん管理を改善する上で、デジタルおよびその他の技術はどのような役割を果たすことができるか?
子宮頸がん撲滅のためのWHOの呼びかけに対するCOVID-19の影響とは? そして、全世界の腫瘍学の現在の研究はいかにしてがんの転帰を改善しているか?
これらは、11月16日(月曜日)に開催される第5回RSM global oncology eventでの詳細に調査したテーマである。
今年オンラインで開催されるこのセミナーは、London Global Cancer Week 2020の一部であり、予防と診断から治療と生存に至るまでの一連のがん治療全体の側面について議論するための主要な国際フォーラムである。
London Global Cancer Weekは、6日間のヴァーチャルディスカッションとイベントで構成され、世界中のガンの発生率の上昇、既存のガン治療と研究に対するコロナウイルスのパンデミックの世界的な影響、そして、低所得国におけるがん予防と制御の能力強化への英国の貢献を全方位的に提供する。
多施設主導であるLondon Global Cancer Week 2020は、Royal Society of Medicine、Centre for Universal Health at Chatham House、およびCommonwealth Secretariatと協力しLancet Oncology誌によってサポートされている。
今年のイベントは、とりわけ世界保健機関、米国国立がん研究所グローバルヘルスセンター、the African Organisation for Research and Training in Cancer、the Latin American Cooperative Oncology Group、the London School of Hygiene and Tropical Medicineの代表者の参加を含むように拡大された。
The Royal Marsden NHS Foundation Trustのコンサルタント腫瘍学者である元RSM Oncology SectionプレジデントのDr Susannah Stanwayは、2016年の最初のRSM global oncology eventの会議主催者であり、the London Global Cancer Week Steering Groupのメンバーである。
「世界の年間960万人のがんによる死亡の大部分は、低中所得国で起きている」と彼女は述べている。
London Global Cancer Week 2020は、世界中のさまざまなバックグラウンドを持つ人々を集結し、これを改善するために良い仕事を行い、また緊急に行われる必要があることを強調している。
11月16日(月曜日)に開催予定の第5回RSM global oncology eventは、インターネットで予約可能である。
https://ecancer.org/en/news/19035-addressing-the-disparities-in-global-cancer-care
2020年11月6日公開