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e-cancer:肺がん 医療センターがロボット支援肺生検を実施

12 Jul 2024

Ochsner Medical Center – Baton Rougeでは、肺生検の新しい低侵襲の選択肢であるIonロボットプラットフォームを使用したロボット支援気管支鏡検査を提供している。

気管支鏡検査では、医師がカメラ付きの細長い管を挿入して肺組織を検査し、生検サンプルを採取する。

Ionロボットにより、医師はこれまで以上に迅速かつ安全に生検を行うことができる。

早期発見が最良の結果を得る鍵であるため、こうした進歩は肺がん治療にとって特に重要である。

治療が6週間遅れるごとに、肺がん患者の5年生存率は14%低下する。

Ionシステムにより、医師は従来の生検法では困難でリスクが高い肺内の非常に小さな結節に到達することができる。ロボット支援生検はまた、患者にとっても非常に安全である。

従来の生検法の合併症発症率は20~25%であるのに対し、ロボット手術では1~3%である。

OMC-Baton Rougeで最初のIon手術を担当したAlexander Mulamula医学博士は、「Ionロボットは、これまで気道を介して到達することが困難であった、あるいは不可能であった大きさや位置の肺結節にアクセスできる最先端の機能を提供してくれる」と述べている。

「安全性、信頼性、診断精度は常に重視されるが、Ionはそのすべての点で優れている」

 

https://ecancer.org/en/news/24962-medical-center-performs-robotic-assisted-lung-biopsy

(2024年7月2日公開)

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